人的資本経営やAI・DXの進展により、データを収集・分析し、人や組織の意思決定や行動につなげる力が、ますます重要になっています。しかし、企業やスポーツチームでは活用できるデータが整っていないことが多くあります。データを活用して意思決定の精度を高めるには、現場の課題に対して「何を測るのか」「どのように継続してデータを集めるのか」という入口から設計する必要があります。また、データを集め、分析結果を示すだけで、現場の課題が解決するとは限りません。課題を捉え、測定・分析を設計し、関係者と共通認識をつくり、意思決定や行動につなげる一連の実践力が求められます。
本イベントでは、日本スポーツアナリスト協会が公表した「スポーツアナリティクス実践におけるスキル標準」を手がかりに、データ活用の入口から現場への定着までを担う人材に必要な力と、その教育・育成について考えます。登壇するのは、「スキル標準」の開発を主導した千葉洋平氏、野球の指導現場と大学教育に携わる小倉圭氏、企業人事でピープルアナリティクスやAI活用を推進する藤澤優氏、スポーツと人事の両領域でデータ活用に取り組む金沢慧氏です。
スポーツアナリティクスとピープルアナリティクスに共通する「現場の問題を解くための実践知」をテーマに、次の問いを議論します。
・データが十分にない現場で、何を測り、どのように継続して集めるか
・現場の課題を解く人材には、分析技術以外にどのような力が必要か
・その力を、高校・大学やスポーツ現場でどのように育成するか
・分析結果を、選手やコーチ、人事担当者の意思決定と行動につなげるには何が必要か
・スポーツと企業人事のアナリティクス実践には、どのような共通点があるか
・データ活用を一過性の取り組みにせず、現場や組織にどう根づかせるか
本イベントは、ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会が主催する、人事や組織におけるデータ活用を中心としたイベントです。同時に、スポーツアナリティクス、スポーツ科学、アナリスト育成、コーチング、高校・大学等での実践教育に関心のある方にも、広くご参加いただきたいと考えています。
企業とスポーツでは現場の性質は異なりますが、課題に応じてデータを集め、人や組織の意思決定とパフォーマンス向上につなげるという点には、多くの共通項があります。スポーツ現場の実践から、人事や組織のデータ活用にも応用できる視点を探ります。
※本イベントは、協会会員に限らず、一般の方にも無料でご参加いただけます。
※会場の定員は最大80名程度を予定しています。
※登壇者、プログラム、開催場所等は変更になる場合があります。