不確かなVUCAな時代。企業組織においても、これまでのやり方の延長線ではない変革が求られています。しかし現実には、既存のクライアントへの対応、従来から展開してきた商品サービスへのリピート対応やメンテナンスもあり、既存事業を動かしながら、一方で企業を変革していくことは簡単ではありません。こんな背景のもと、多くの企業組織で、経営企画部門がリードして中期経営計画などをベースとした変革を推進、人事部門が旗振りをした従業員主体の変革提案活動やワークショップなどを起点とした変革プロジェクト、あるいは広報部門が主導するパーパスの刷新やインナーブランディング活動を通じた変革活動など、様々な取り組みがされています。
しかし、このような取り組みのなかで、しばしばMissing Pieceとなってしまっている視点は、これらの変革をリードするコーポレート部門(経営企画、人事、広報など)の中のクロスボーダー、つまり連携・協働活動です。この3部門の連携・協働、コミュニケーションが乏しいがために、一貫性のない、従業員の疲弊感を高めてしまう変革プロジェクトが量産されてはいませんでしょうか?
通常、CBLイベントではファシリテーターに徹することの多い、Cross Border Learning代表の一色がコアトーカーとなり、年間200本を超える企業組織のファシリテーション経験を通じて感じている問題意識を共有します。その上で、参加者の皆さんと一緒に、問題の本質を探求しつつ、解決の方向性を対話していく、Cross Border Learning Week緊急企画として開催します。
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